中島敏次郎(読み)なかじま としじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島敏次郎」の解説

中島敏次郎 なかじま-としじろう

1925-2011 昭和-平成時代の外務官僚,裁判官
大正14年9月2日生まれ。昭和23年外務省に入省。条約局長,北米局長,駐シンガポール大使,駐オーストラリア大使などをへて,62年駐中国大使。平成2年最高裁判事。7年の婚外子遺産相続の取り分は嫡出子半分と定めた民法規定を「合憲」とした最高裁決定で「違憲」の反対意見を述べた。同年退官し,弁護士登録。9年国際常設仲裁裁判所判事。のち宮内庁参与,世界銀行国際投資紛争解決センター調停員をつとめた。平成23年12月13日死去。86歳。東京出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android