中川守脱(読み)なかがわ しゅだつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中川守脱」の解説

中川守脱 なかがわ-しゅだつ

1804-1884 江戸後期-明治時代の僧。
文化元年生まれ。天台宗。父は伊勢(いせ)水沢(すいざわ)村(三重県四日市市)真宗大谷派常願寺の住職。16歳で比叡(ひえい)山の安楽律院にはいり,江戸で慧澄(えちょう)にまなぶ。のち山門派から寺門派に転じて園城寺(おんじょうじ)日光院の住職となった。明治17年2月10日死去。81歳。字(あざな)は大宝。号は清浄金剛。著作に「法華玄義釈籤講述」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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