中形・中型(読み)ちゅうがた

精選版 日本国語大辞典 「中形・中型」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐がた【中形・中型】

〘名〙
大形と小形の中間のもの。中くらいの大きさの形。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉一「別に中形(チウガタ)の革胴乱(かばん)一個
② 染め模様の名。中くらいの大きさの型紙で模様を白く抜いたもの。浴衣に用いられるので浴衣の別称ともされる。
※浮世草子・椀久一世(1685)上「中形(チウガタ)肌着は今はやるわけ知りながら世につれてふびんなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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