中心性チアノーゼ(読み)ちゅうしんせいちあのーぜ

世界大百科事典(旧版)内の中心性チアノーゼの言及

【チアノーゼ】より

…赤血球数の増加があると,より高い酸素飽和度でチアノーゼが現れ,逆に貧血があると,酸素飽和度がより低くてもチアノーゼは現れにくくなる。
[種類]
 中心性チアノーゼは,心疾患,肺疾患,ヘモグロビン異常によって,体動脈血の酸素飽和度が低下し,その結果,毛細血管血の酸素不飽和を生じてチアノーゼを示す場合である。心疾患,肺疾患では,静脈血が肺を通らずに左心系にバイパスしたり,肺全体の換気量が不足していたり,部分的に換気の不足した肺胞があって,静脈血の動脈血化が不十分な場合に起こる。…

※「中心性チアノーゼ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む