デジタル大辞泉
「中期防衛力整備計画」の意味・読み・例文・類語
ちゅうきぼうえいりょくせいび‐けいかく〔チユウキバウヱイリヨクセイビケイクワク〕【中期防衛力整備計画】
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中期防衛力整備計画
ちゅうきぼうえいりょくせいびけいかく
Medium Term Defense Program
日本の防衛力の整備,維持,運用などに関する中期的な計画。中期防と略称される。防衛計画の大綱に基づいて策定され,国家安全保障会議と閣議で決定される。5年間の防衛関係費の総額と主要装備の整備数が具体的に盛り込まれ,これをもとに各年度の防衛力整備が実施される。1986~90年度を対象としたもの(61中期防)が最初で,おおむね 5年ごとに改定されている。防衛関係費に関する計画としては,1958~76年度について防衛力整備計画が国防会議と閣議で決定されていたが,その後は 1976年に決定された「昭和52年度以降に係る防衛計画の大綱」(51大綱)に基づき,単年度方式で装備の調達などがなされていた。また,防衛庁内の計画として 1979年から「中期業務見積り」が作成されていたが,1985年に政府レベルの防衛力整備計画に格上げされ,61中期防が国防会議と閣議で決定された。2014~18年度を対象とした中期防(26中期防)は,予算規模を約 24兆6700億円として計画された。(→防衛,防衛省)
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中期防衛力整備計画
ちゅうきぼうえいりょくせいびけいかく
「防衛計画の大綱」に基づいて策定される、日本の防衛力の中期(5年間)整備計画。略称中期防。防衛庁(現、防衛省)が作成していた中期業務見積り(中業)が政府計画に格上げされ、1986年度(昭和61)から作成されている。
[編集部]
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