中村[市](読み)なかむら

百科事典マイペディア 「中村[市]」の意味・わかりやすい解説

中村[市]【なかむら】

高知県南西部の旧市。1954年市制。四万十(しまんと)川の下流域を占め,大部分山林。中心市街は中筋川流域の中村平野にあり,1468年に一条教房が応仁の乱を避けて移住してから発達,小京都と呼ばれる。農業米作のほか野菜,果樹などの栽培が中心。山地では用材,パルプ材などを産する。四万十川の青ノリを特産。土佐くろしお鉄道が通じる。2005年4月幡多郡西土佐村と合併し市制,四万十市となる。384.50km2。3万4647人(2003)。

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