中村【てき】斎(読み)なかむらてきさい

百科事典マイペディア 「中村【てき】斎」の意味・わかりやすい解説

中村【てき】斎【なかむらてきさい】

江戸初期の儒者。名は之欽(しきん)。京都の人。朱子学派。博学をきわめ伊藤仁斎(いとうじんさい)と並び称された。初等教科書の先駆となった日本初の啓蒙(けいもう)的図説百科事典《訓蒙図彙(きんもうずい)》を編んだ。著書《四書鈔説》等。
→関連項目貝原益軒

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android