中村伝次郎(初代)(読み)なかむら でんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村伝次郎(初代)」の解説

中村伝次郎(初代) なかむら-でんじろう

1673-1729 江戸時代前期-中期の歌舞伎振付師。
延宝元年生まれ。志賀山万作の子。初代中村伝九郎の門弟で,中村伝次郎を名のり道外方(どうけがた)の歌舞伎役者となる。のち父の跡をつぎ志賀山流2代となり,振り付けと舞の名手と称された。享保(きょうほう)14年2月28日死去。57歳。通称は松川庄之助。俳名舞扇

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android