中村幽甫(読み)なかむら ゆうほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村幽甫」の解説

中村幽甫 なかむら-ゆうほ

1623-1698 江戸時代前期の画家
元和(げんな)9年生まれ。若狭(わかさ)(福井県)の人。酒井忠勝につかえ,狩野探幽(かのう-たんゆう)に入門内裏(だいり)造営の際,探幽の彩色を手つだい法橋(ほっきょう)となる。摂津尼崎(兵庫県)本興寺の釈迦(しゃか)像や十六羅漢像などをかいた。元禄(げんろく)11年1月28日死去。76歳。名は守以。通称は八弥。別号に幽恕斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android