中村鴈治郎(初代)(読み)なかむら がんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村鴈治郎(初代)」の解説

中村鴈治郎(初代) なかむら-がんじろう

1860-1935 明治-昭和時代前期の歌舞伎役者
安政7年3月6日生まれ。3代中村翫雀(かんじゃく)の子。初代実川延若(じつかわ-えんじゃく)に入門し実川玉太郎と名のり,明治6年初舞台。11年中村鴈治郎改名。和事(わごと)を得意とし世話物をよくした。昭和10年2月1日死去。76歳。大坂出身。本名は林玉太郎。俳名は扇若,亀鶴屋号成駒屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android