中橋 基明(読み)ナカハシ モトアキ

20世紀日本人名事典 「中橋 基明」の解説

中橋 基明
ナカハシ モトアキ

昭和期の陸軍軍人 陸軍歩兵中尉。 2.26事件の青年将校の1人。



生年
明治40(1907)年9月25日

没年
昭和11(1936)年7月12日

出生地
佐賀県佐賀市水ケ江町

経歴
昭和4年陸軍歩兵少尉に任官。7年中尉に進み、9〜11年満州に駐在。11年2月26日陸軍将校によるクーデター(2.26事件)に加わり、中島莞爾らと高橋是清蔵相の私邸襲撃を指揮、自ら蔵相を殺害した。事件鎮圧後、死刑判決を受け、同年7月処刑された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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