中潟村(読み)なかがたむら

日本歴史地名大系 「中潟村」の解説

中潟村
なかがたむら

[現在地名]長岡市中潟町

三国街道(現国道一七号)が信濃川に阻まれてえのき峠を越える直前に位置し、南の妙見みようけん村、北の六日市むいかいち村の中間にある。天正村名考(温古之栞)に「中方二十一軒」と伝える。元和四年(一六一八)の長岡藩知行目録に村名がみえ、高一四六石余。正保国絵図では高一四六石余。旧高旧領取調帳では高一五〇石七斗余で天保郷帳と同高。山入りに古城跡があり、信濃国更科さらしなから来て新田方に属した板垣修理亮の居城という。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android