中矢田村(なかやだむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「中矢田村」の解説

[現在地名]亀岡市中矢田町

北は城地、東は古世（こせ）村、南は上矢田村、西は下矢田村。中世は矢田庄の地。

亀山（かめやま）城築城で村内から人家を城下に移して矢田町（やだまち）・京町（きようまち）を形成。ただし京町の地は古世村分、矢田町の地は下矢田村分であった。天保一二年（一八四一）の「桑下漫録」では高一七五・六六石、戸数五七、亀山藩領。五穀のほか綿・煙草・大根などをつくった。

当村は亀山城下から鍬山（くわやま）神社へ行く表参道にあたり、村の南端に一の鳥居・御旅所がある。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

今日のキーワード

発見という行為の習得を目指す学習。または，発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが，一般には，ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...