中西君尾(読み)なかにし きみお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中西君尾」の解説

中西君尾 なかにし-きみお

1844-1918 幕末芸妓(げいぎ)。
弘化(こうか)元年生まれ。丹波船井郡(京都府)の人。文久元年18歳で京都祇園(ぎおん)の座敷にでる。高杉晋作(しんさく),井上馨(かおる)らに目をかけられ,「勤王芸者」とよばれる。品川弥二郎(やじろう)との子,巴を生んだ。大正7年2月17日死去。75歳。本名はきみ。
格言など】白梅でちよと一杯死出の旅(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android