中西外村(読み)なかにしそとむら

日本歴史地名大系 「中西外村」の解説

中西外村
なかにしそとむら

[現在地名]北条市中西外

立岩たていわ川下流に開ける風早かざはや平野中の農村で、南部に平行して流れる河野こうの川との中間に立地する。東は八反地はつたんじ村、南は別府べつぷ村、西はつじ村、北は中西内なかにしうち村に接する。外村とむらともよぶ。集落密集地は二ヵ所で、一般に外村上とむらかみ中西外上なかにしそとかみ外村下とむらしも中西外下なかにしそとしもとよぶ。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)風早郡の項には「中西村」と記され、中西内村一村であった。元禄一三年(一七〇〇)の領分附伊予国村浦記では分村されて「高九百三拾七石弐升八合 中西外村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android