中郎将(読み)チュウロウショウ

デジタル大辞泉 「中郎将」の意味・読み・例文・類語

ちゅうろう‐しょう〔チユウラウシヤウ〕【中郎将】

中国官名将軍に次ぐ位で、殿門とのど宿衛の事をつかさどった。代に設置され、代に廃止
近衛中将唐名羽林うりん中郎将。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中郎将」の意味・読み・例文・類語

ちゅうろう‐しょう チュウラウシャウ【中郎将】

〘名〙
① 中国の官名。宮廷警固にあたる五官署・左署・右署の三署を管理した。将軍に次ぐ位。秦代から宋代までつづいた。中郎。〔史記‐張釈之伝〕
近衛の少・中将の唐名。羽林中郎将。親衛中郎将。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android