中饋（読み）ちゅうき

精選版 日本国語大辞典

ちゅう‐き【中饋】

〘名〙 婦人が家庭で食事の支度をすること。また、その仕事。転じて、婦人。妻。

※近古史談（1864）四「兵七使_三婢召_二致妻_一、命_レ之曰、自_二汝之帰_一レ我、中饋之職、亦労矣」 〔易経‐家人卦〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【中饋】ちゆうき

家の食事。〔顔氏家訓、治家〕は中饋をとす。惟(た)だ酒(しゆし)衣の禮を事とするのみ。國はに預(あづか)らしむべからず。家は蠱(こ)（災）を幹(ただ)さしむべからず。

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出典　平凡社「普及版 字通」