中高村(読み)なかだかむら

日本歴史地名大系 「中高村」の解説

中高村
なかだかむら

[現在地名]大山町中高

ひら村の北西阿弥陀あみだ川扇状地の扇央部にあり、北部を江東こうとう川が北西流する。村名は、阿弥陀川の流路の移動による中洲の高い土地という意味と考えられる(大山町誌)。拝領高は二七八石余、本免は三ツ五分。享保一九年(一七三四)の鈴木孫三郎所持本「伯耆誌」の高四七〇石余、竈数一五、天保九年(一八三八)の御巡見様御通行万端袖控(橋井家文書)では家数一九。幕末の六郡郷村生高竈付では生高三二〇石余、竈数二〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android