串木野[市](読み)くしきの

百科事典マイペディア 「串木野[市]」の意味・わかりやすい解説

串木野[市]【くしきの】

鹿児島県西部,薩摩半島の北西部の旧市。1950年市制鹿児島本線,国道3号線が通じる中心市街は県下有数の漁港もち,マグロ遠洋漁業,水産加工造船,製氷が行われる。ジャガイモ,サワーポメロ,ミカンの栽培,ハムなどの畜産加工も盛ん。串木野新港には国家石油地下備蓄基地が建設され,近くには西薩中核工業団地が造成された。串木野鉱山は藩政時代以来金を産出している。2005年10月,日置郡市来町と合併し市制,いちき串木野市となる。80.46km2。2万6687人(2003)。
→関連項目甑島列島鯛生鉱山

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