丸ボイラ(読み)まるボイラ(英語表記)cylindrical boiler

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「丸ボイラ」の意味・わかりやすい解説

丸ボイラ
まるボイラ
cylindrical boiler

本体直径の大きい円筒形の胴体からできていて,蒸発伝熱面がこれのみ,またはこれとその内部に組込まれた煙管炉筒,火室などにより構成されるボイラ。胴体を立てて据付けるものが立てボイラ,胴体を横に据付け,その内部に1本または2本の炉筒を貫通させ,その内部で燃焼させるものが炉筒ボイラ多数の直径の小さい管を取付け,その中に燃焼ガスを通すものが煙管ボイラ,炉筒ボイラの奥のほうや周囲に多数の煙管を配置したものが炉筒煙管組合せボイラである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android