丸合(読み)がんじあわせる

精選版 日本国語大辞典 「丸合」の意味・読み・例文・類語

がんじ‐あわ・せる グヮンじあはせる【丸合】

〘他サ下一〙 まるめてまぜ合わせる。調合して丸薬を作る。
※虎寛本狂言・栗焼(室町末‐近世初)「先其栗を焼栗に致いて、ぐらりぐらりとすりくだき、ぐゎんじあはせて進ぜさせられたが能う御ざる」

まろかれ‐あ・う ‥あふ【丸合】

〘自ハ四〙 互いに寄り集まりあって一つにかたまる。
※承応版狭衣物語(1069‐77頃か)一「我も衣を引きかづきつつ、一つにまろかれあひたる程に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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