丸尽（読み）まるづくし

精選版日本国語大辞典「丸尽」の意味・読み・例文・類語

〘名〙江戸時代、女物の衣服に用いた模様の名。円形を散らし、その中にいろはのかな・漢字、一二三の数、十二支の文字あるいは花尽くしなどの丸紋を入れた模様。

※俳諧・鷹筑波（1638）五「秋の野の錦の露や丸づくし〈吉次〉」

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