丸林善左衛門(読み)まるばやし ぜんざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丸林善左衛門」の解説

丸林善左衛門 まるばやし-ぜんざえもん

?-? 江戸時代中期の治水家。
筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩領早田村の庄屋。正徳4年(1714)用水不足を解消するため床島堰(とこしまぜき)改修を計画したが,隣地福岡藩領長田村の村民対立。善左衛門は福岡藩領につれさられ3ヵ月間はげしい責めをうけたが屈せず,その間に久留米藩普請奉行の草野又六により用水路は完成した。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android