丸橋 静子(読み)マルハシ シズコ

20世紀日本人名事典 「丸橋 静子」の解説

丸橋 静子
マルハシ シズコ

昭和期の俳人,社会福祉家 小倉母の会会長。



生年
明治43(1910)年1月8日

没年
昭和40(1965)年6月29日

出生地
滋賀県愛知郡

学歴〔年〕
京都市立第一高等女学校卒

経歴
女流俳人の杉田久女に師事し、昭和4年頃から「天の川」「ホトトギス」などに投句をはじめる。福岡県小倉に居住し、太平洋戦争中は小倉ホトトギス会を世話した。戦後も「ホトトギス」同人として句作に励み、21年には同誌の創始者高浜虚子・年尾・星野立子父子を小倉に招いた。また、同地における各種句会の指導者・選者としても活躍。他方、社会福祉活動にも従事し、福岡地方裁判所小倉支部長調停委員や小倉母の会会長なども務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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