丸石(読み)まるいし

精選版 日本国語大辞典 「丸石」の意味・読み・例文・類語

まる‐いし【丸石】

〘名〙
① 角のなめらかな、丸い石。
※俳諧・文化句帖‐二年(1805)一二月「丸石のはやく苔つけ梅の花」
束柱の下などに用いる、直径二〇~三〇センチメートルほどの丸い石。〔日本建築辞彙(1906)〕

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世界大百科事典(旧版)内の丸石の言及

【剣山地】より

…この山系の北境は御荷鉾(みかぶ)構造線,南境は仏像‐糸川構造線で,両構造線で境される秩父帯が山体をつくり,おもに古生層からなるが,中生代の地層も断続的に分布している。主峰は徳島県にある剣山(1955m)で,これを中心に丸笹山(1712m),赤帽子山(1611m),丸石(1684m),一ノ森(1879m)などの高峰が連なっている。山頂には平たん面が残存し,早壮年期の地貌を呈する。…

※「丸石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」