丸組(読み)まるくみ

精選版 日本国語大辞典 「丸組」の意味・読み・例文・類語

まる‐くみ【丸組】

  1. 〘 名詞 〙 糸を組んで丸くした紐か。
    1. [初出の実例]「百五拾文 まるくみ二尺五寸 弐貫百文 絹一疋」(出典:高野山文書‐文安六年(1449)自五月晦日至宝徳元年一一月晦日・天野社舞装束勘録状)
    2. 「水干は〈略〉丸組(マルグミ)の緒や菊綴の色が怪しくなってゐるだけだが」(出典:芋粥(1916)〈芥川龍之介〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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