丸腰(読み)マルゴシ

精選版 日本国語大辞典 「丸腰」の意味・読み・例文・類語

まる‐ごし【丸腰】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 武士などが、腰に刀を差さないでいること。無刀であること。無腰。
    1. [初出の実例]「まるこしではいかれぬほどにかえりによってださうと思てさきへ行たぞ」(出典:玉塵抄(1563)一七)
  3. 武器を持っていないこと。軍備が全くないこと。
    1. [初出の実例]「銃も剣も彼らは持ってゐなかった。丸腰で、苦力のやうに荷物だけを側に置いてゐた」(出典:帰郷(1948)〈大仏次郎〉異邦人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む