丹前帯(読み)タンゼンオビ

デジタル大辞泉 「丹前帯」の意味・読み・例文・類語

たんぜん‐おび【丹前帯】

丹前姿の人が用いた幅の広い帯。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丹前帯」の意味・読み・例文・類語

たんぜん‐おび【丹前帯】

〘名〙
① 丹前姿の人の用いた幅の広い帯。
随筆・天和笑委集(1684‐88頃)八「腰にあまれるたんぜん帯、うしろにきりりと引まはし」
京都題目踊りの踊り手たちが、肩にかけた襷(たすき)の帯。
※随筆・骨董集(1813)中「題目踊の図なるべし。肩に懸たるたすきは丹前帯(タンゼンオビ)といふもの也」

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