丹塗磨研土器(読み)にぬりまけんどき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「丹塗磨研土器」の意味・わかりやすい解説

丹塗磨研土器
にぬりまけんどき

土器が生乾きのとき表面を研磨してつや出し,丹を塗った土器。中国彩陶朝鮮石器時代の土器,日本では弥生土器にみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の丹塗磨研土器の言及

【無文土器】より

…無文土器と総称する土器は,地域や時期によって多様であり,複雑である。無文土器には,粗製でいわゆる狭義の無文土器と,精製の丹塗磨研土器,および黒色磨研土器に大別される。基調をなす狭義の無文土器には,器形でみると,壺,甕,高坏(たかつき),埦(わん),鉢,甑(こしき)などがある。…

※「丹塗磨研土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android