丹波守様備中之内御知行高村割帳(読み)たんばのかみさまびつちゆうのうちごちぎようだかむらわりちよう

日本歴史地名大系 の解説

丹波守様備中之内御知行高村割帳(丹波守様御知行高村割帳)
たんばのかみさまびつちゆうのうちごちぎようだかむらわりちよう

一冊

成立 宝永八年

原本 池田家文庫

解説 寛文一二年一万五千石の分知を認められた輝録の知行高村割帳。新田の合計石高は三千五六五石余、下道郡五ヵ村・窪屋郡三ヵ村・浅口郡二ヵ村。古地は一万一千四三四石余、下道郡三ヵ村・窪屋郡五ヵ村・浅口郡二ヵ村・都宇郡四ヵ村。宝永七年の物成六千六六四石余を記載。また宝永五・六・七年の平免四ツ三分余を記す。輝録の所領は宝永五年に窪屋郡一一ヵ村・一万五一三石、下道郡三ヵ村・四千四八七石にまとめられているので、同八年に作成されたこの史料は、それ以前の所領を記載しており、作成目的は不明。「岡山県史」第二四巻所収。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android