主文(読み)シュブン

デジタル大辞泉 「主文」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぶん【主文】

文章中の主な部分
法律で、判決結論の部分。判決主文

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精選版 日本国語大辞典 「主文」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐ぶん【主文】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文章中の主要な部分。
  3. 法律で判決の結論的な部分。判決主文。
    1. [初出の実例]「判決は其主文に包含するものに限り確定力を有す」(出典:民事訴訟法(明治二三年)(1890)二四四条)
  4. 文法で、文の中に従属句があるとき、それに対して文の幹をなす主語述語を含む部分。〔日本文法論(1902‐08)〕

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百科事典マイペディア 「主文」の意味・わかりやすい解説

主文【しゅぶん】

判決主文

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普及版 字通 「主文」の読み・字形・画数・意味

【主文】しゆぶん

試験官

字通「主」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の主文の言及

【判決】より

…保釈等について却下の語が使われるのを除いて,申立等をしりぞける場合には,理由なし・不適法のいずれの理由による場合も棄却の語が通常使われている。 判決書,主文,判決理由,傍論判決をするには,原則として書面(判決書)を作成しなければならない(例外,刑事訴訟規則219条)。判決書には,記載すべき事項が定められている(民事訴訟法253条)。…

【文】より

… 文を構成する成分で,それ自身も文のような性質をもつもの(特に,それ自身が主語・述語を含むもの)を〈節clause〉という(なお,節のことをも文ということがあり,逆に,文全体のことをも節ということがある)。一文を構成する複数の節が構造上対等な関係にあれば,それらを〈等位節〉といい,主従関係にあれば,それぞれを〈主節(主文)〉〈従属節(副文)〉という。従属節にも種々のものがあり,それぞれその機能等によって名詞節,副詞節,関係節等と呼ばれる。…

※「主文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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