デジタル大辞泉
「主義」の意味・読み・例文・類語
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しゅ‐ぎ【主義】
〘名〙
② (principle の
訳語) 思想や学説などの拠って立つ原理、原則。また、主として守る思想上の立場。
※米欧回覧実記(1877)〈
久米邦武〉二「支那日本の
人民は、原来農耕自活の風儀にて
修身を政治の主義とし、財産を重んぜざるにより」
※日本開化小史(1877‐82)〈
田口卯吉〉六「蓋し
山陽の主張せし所は
神道と其主義を異にして」
③ 常に持っている考え方や行動の方針。
※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「
改進党に
於ては、時運に応じ、
国法を改正して、良善に赴かしむるの主義にて」
④ (多く接尾語的に用いられる) 特定の原理に基づく社会体制、制度など。絶対主義、
封建主義などの類。
[語誌]日本では、明治以降英語の principle の訳語として用いられるようになって一般化し、さらに英語の
接尾辞 -
ism の訳語にも当てられるようになって今日に至る。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「主義」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報