久世神社(読み)くせじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「久世神社」の意味・読み・例文・類語

くせ‐じんじゃ【久世神社】

京都府城陽市久世にある神社。旧郷社。祭神日本武尊本殿は室町中期の建築で国重要文化財。江戸時代には若王社と呼ばれた。白鳥の宮。

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日本歴史地名大系 「久世神社」の解説

久世神社
くせじんじや

[現在地名]久世町久世

方辺かたべ山の山腹に鎮座する旧郷社。祭神は素戔嗚命・神阿陀都姫命・大己貴命で相殿に倭姫命を祀る。「延喜式」神名帳に載る大庭おおば郡「形部カタヘノ神社」に比定する説もあり、「三代実録」貞観六年(八六四)八月一五日条には「形売神」とみえ、従五位上に進階している。近世には生健いくたけ大明神と称され、「作陽誌」に久世原方はらかた・同山方やまかた鍋屋なべや三坂みさかの四村の氏社とある。

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