久世祭(読み)くぜまつり

精選版 日本国語大辞典 「久世祭」の意味・読み・例文・類語

くぜ‐まつり【久世祭】

〘名〙 (「久我(こが)祭」を誤り伝えたものか) 京都市南区の久我神社で五月の中の巳の日(古くは陰暦四月中の巳の日)に行なう祭礼。七日前の亥の日に、着飾って松明(たいまつ)を持った女の子先導で、神代(かみしろ)御旅所へ神幸し、当日に村中の幼い男の子をのせた紙花で飾った牛車供奉(ぐぶ)されて還幸する。《季・夏》 〔俳諧・増山の井(1663)〕

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