久保筑水(読み)くぼちくすい

精選版 日本国語大辞典 「久保筑水」の意味・読み・例文・類語

くぼ‐ちくすい【久保筑水】

江戸後期折衷学派儒者。名は愛。字は君節。通称荘左衛門。信濃長野県)の人。一説に、安芸(広島県)の人。片山兼山師事。塾を開いて子弟を教え、また一橋家儒官となる。著に「論語集義」「淮南子注考」「荀子増註」など。宝暦九~天保六年(一七五九‐一八三五

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久保筑水」の解説

久保筑水 くぼ-ちくすい

1759-1835 江戸時代中期-後期の儒者。
宝暦9年生まれ。片山兼山にまなび,一橋家の儒員となった。天保(てんぽう)6年7月13日死去。77歳。信濃(しなの)(長野県)出身,一説に安芸(あき)(広島県)出身。名は愛。字(あざな)は君節。通称は荘左衛門。著作に「学庸精義」「論語集義」「淮南子注考」など。

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