久昌院(読み)きゆうしよういん

日本歴史地名大系 「久昌院」の解説

久昌院
きゆうしよういん

[現在地名]三和町山田 北新田

長井戸ながいど沼の枝ヤトを望む台地に所在。益葉山と号し曹洞宗本尊釈迦牟尼仏。鐘楼山門・本堂・薬師堂・虚空蔵堂・観音堂二棟・権現堂が建つ。創建は天正一八年(一五九〇)で、開基は天翁英公、開山は伝翁尖甫。字城正寺じようしようじ堂宇建立。六世印光海の代、享保九年(一七二四)梵鐘鋳造


久昌院
きゆうしよういん

建仁寺の塔頭禅居ぜんきよ庵の北にあり寺門東面。本尊薬師如来。慶長一三年(一六〇八)奥平美作守信昌、松平下総守忠明が創建し、高台こうだい(現東山区)開基の三江を請して開基とした(坊目誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android