久松喜世子(読み)ひさまつ きよこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久松喜世子」の解説

久松喜世子 ひさまつ-きよこ

1886-1977 大正-昭和時代の女優
明治19年4月10日生まれ。大正4年舞台協会の本郷座公演で初舞台芸名は椿東(しゅんとう)杉江。6年創立の新国劇にはいり,改名。沢田正二郎相手役として活躍。島田正吾らをそだて,新国劇の母とよばれた。「瞼(まぶた)の母」のおはま役で昭和47年長谷川伸賞。昭和52年1月3日死去。90歳。東京出身。本名は岩本光。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android