乖違(読み)カイイ

デジタル大辞泉 「乖違」の意味・読み・例文・類語

かい‐い〔クワイヰ〕【×乖違】

そむきたがうこと。

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精選版 日本国語大辞典 「乖違」の意味・読み・例文・類語

かい‐いクヮイヰ【乖違】

  1. 〘 名詞 〙 正しいことにそむきたがうこと。
    1. [初出の実例]「条々、守仰下之旨、不乖違、若猶有慢逸之輩者、宜重科者」(出典高野山文書‐建久元年(1190)一一月・金剛峯寺大塔供僧申状案裏書建久元年一二月一六日宣下案)
    2. [その他の文献]〔論衡‐順鼓〕

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普及版 字通 「乖違」の読み・字形・画数・意味

【乖違】かいい(くわいゐ)

そむきたがう。乖異。〔晋書、禿髪烏孤載記〕吾が業を承くるにんで、部背し、邇(ちか)きもに乖す。きは何を以てか附かん。

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