九・玖(読み)く

精選版 日本国語大辞典 「九・玖」の意味・読み・例文・類語

く【九・玖】

〘名〙
① 数の名。ここのつ。八の次の数。きゅう
参天台五台山記(1072‐73)五「油壱両玖銭捌分」
今昔(1120頃か)一「汝、常に我等九人に依て世に有つる人也」
② 第九番目。
蜻蛉(974頃)中「九・十月もおなじさまにてすぐすめり」
※宇津保(970‐999頃)嵯峨院「この九の君はすぐれて見え給へば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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