出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
九つの親族。数説があって一定しないが、一般には、『書経』「堯典(ぎょうてん)」に、「克(よ)く俊徳を明らかにして、以(もっ)て九族を親しむ」とあり、「蔡(さい)伝」に、「九族は高祖より玄孫に至るの親」とあるように、同姓直系の者だけを数え、高祖、曽祖(そうそ)、祖父、父、自分、子、孫、曽孫、玄孫の9代をいう。しかし、傍系をも含んで一族に近い意味に用いられることもあり、異姓を含み数えて、父族4、母族3、妻族2の総称とすることもある。仏教で出家の功徳(くどく)を説いた諺(ことわざ)「一人(一子とも)出家すれば九族天に生まる」で知られ、川柳(せんりゅう)にも「坊主落九族天を追ひ出され」といううがった句がある。
[宇田敏彦]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新