九連山脈(読み)きゅうれんさんみゃく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「九連山脈」の意味・わかりやすい解説

九連山脈
きゅうれんさんみゃく / チウリエンシャン

中国南東部、広東(カントン)省東部にある北東から南西に向かって並行して走る山脈の一つ。連平県の九連山を主峰とし、南は広州に近い白雲山まで続く。平均標高1000メートル。珠江(しゅこう/チューチヤン)水系北江と東江の分水界をなし、東側の谷には楓樹壩(ふうじゅは)、新豊江(しんほうこう)の二大ダムがある。山中にはタングステンが埋蔵され、また木材、漢方薬材、果物などの生産が多い。

[青木千枝子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android