乞児・乞索児(読み)ほかいひと

精選版 日本国語大辞典 「乞児・乞索児」の意味・読み・例文・類語

ほかい‐ひと ほかひ‥【乞児・乞索児】

〘名〙 祝福することばをつくり、唱えて、報酬を得る者。後に、人家の門で歌や祝詞を口にして食物などを乞う者。門づけの芸人。転じて、乞食(こつじき)ほかい
万葉(8C後)一六・三八八五・題詞「乞食者(ほかひひと) 詠 二首」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android