乳の長上(読み)ちちのちょうじょう

精選版 日本国語大辞典 「乳の長上」の意味・読み・例文・類語

ちち【乳】 の 長上(ちょうじょう)

令制宮内省典薬寮乳牛院の職員朝廷薬用に供する牛乳採取を任とする。孝徳天皇朝に置かれたとされ、天長二年(八二五)「乳師(ちちのし)」と称を改める。
続日本紀‐養老三年(719)六月丙子「令〈略〉典薬寮乳長上〈略〉等、始把一レ笏焉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android