亀崎八幡神社(読み)かめざきはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「亀崎八幡神社」の解説

亀崎八幡神社
かめざきはちまんじんじや

[現在地名]安佐北区高陽町中深川

三篠みささ川の南岸どうさこに鎮座する。八幡三神を祭神とし、旧村社。永正二年(一五〇五)一二月一三日付の毛利弘元下知状(久都内文書)によれば、久都内民部大夫が深河ふかわ上分大小社頭奉幣ならびに注連役を、先例に任せ勤仕することを認められており、さらにこの文書には天文一〇年(一五四一)の元就の証判もある。久都内氏は亀崎八幡宮の祠官で、弘元の時代にはすでに二七代を経ていたと伝える(芸藩通志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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