亀川盛武(読み)かめがわ せいぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「亀川盛武」の解説

亀川盛武 かめがわ-せいぶ

?-? 琉球政治家
1872年まで三司官をつとめたが辞任。野にくだり,明治政府による琉球処分に反対し,頑固党の頭領となって抵抗運動を組織した。琉球処分後におこった孫盛棟(せいとう)の脱清(しん)(清(中国)に脱出すること)の件で沖縄県警察の取り調べをうけ,転向表明をおこなったが真偽は不明。唐名(からな)は毛允良(もう-いんりょう)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android