了実(読み)りょうじつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「了実」の解説

了実 りょうじつ

1304-1386 鎌倉-南北朝時代の僧。
嘉元(かげん)2年生まれ。浄土宗常陸(ひたち)(茨城県)法然寺の蓮勝(れんしょう),鎌倉光明寺の定慧(じょうえ)にまなぶ。暦応(りゃくおう)元=延元3年(一説に延文年間とも)常陸太田城主佐竹義篤の帰依(きえ)をうけて那珂郡瓜連(うりづら)に常福寺をひらいた。門弟聖冏(しょうげい)らがいる。至徳3=元中3年11月3日死去。83歳。号は盛蓮社成阿(じょうあ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android