事を構う(読み)ことをかまう

精選版 日本国語大辞典 「事を構う」の意味・読み・例文・類語

こと【事】 を 構(かま)

  1. 用事を足す。事を行なう。
    1. [初出の実例]「其の事構ふる様に見せて、やがて子をも不知ず迯なむと思て」(出典:今昔物語集(1120頃か)二九)
  2. 好んで事件を起こそうとする。事を荒立てたがる。事を好む。
    1. [初出の実例]「事を外国に構ふるの極めて不可なるを信し」(出典:清国に対する宣戦の詔勅‐明治二七年(1894)八月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android