事物(読み)ジブツ

デジタル大辞泉 「事物」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぶつ【事物】

さまざまな事柄や物。「事」に重点の置かれる「物事」に対して、「物」に重点が置かれる。
訴訟にかかわる事件とその目的物
[類語]事象物事現象出来事余事余所よそ他事他人事人事ひとごと雑事諸事事件時事事柄事故異変大変急変変事大事だいじ大事おおごと小事細事些事世事俗事私事しじ私事わたくしごと用事珍事不祥事アクシデントハプニングセンセーション

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精選版 日本国語大辞典 「事物」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぶつ【事物】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人間が作り出した)さまざまな事やもの。ものごと。
    1. [初出の実例]「宮商角徴羽の五音に君臣民事物に合て楽をするぞ」(出典:史記抄(1477)一一)
    2. 「事物の用、各々其の理を究め其の実を詳にし」(出典:山鹿語類(1665)二一)
    3. [その他の文献]〔阮籍‐詠懐詩〕
  3. 法律で、事件とその目的物をいう。〔現代大辞典(1922)〕

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普及版 字通 「事物」の読み・字形・画数・意味

【事物】じぶつ

ものごと。〔漢書、律暦志上〕數なるは、一十百千なり。事物を算數し、性命の理に順ふ以(ゆゑん)なり。書に曰く、先づ其れ算命せよと。

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