二の鼓(読み)ニノツヅミ

デジタル大辞泉 「二の鼓」の意味・読み・例文・類語

に‐の‐つづみ【二の鼓】

雅楽打楽器で、細腰鼓さいようこ一種壱鼓いっこと三の鼓の中間の大きさのもの。奈良朝には唐楽に、平安朝以後は高麗楽こまがくに用いられたが、衰滅した。

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精選版 日本国語大辞典 「二の鼓」の意味・読み・例文・類語

に【二】 の 鼓(つづみ)

  1. 雅楽に用いる鼓の一種。一の鼓(一鼓(いっこ))より大きく、首にかけて一本の桴(ばち)で打つという。現在は伝わっていない。〔教訓抄(1233)〕

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