二丁目(読み)にちょうめ

精選版 日本国語大辞典 「二丁目」の意味・読み・例文・類語

にちょう‐め ニチャウ‥【二丁目】

[1] 〘名〙 自慢
滑稽本・人情穴探意の裡外(1863‐65頃)二「御屋敷より舌ながに物いひつけて一人二丁目ばっかりぬかして」
※歌舞伎・夢結蝶鳥追(雪駄直)(1856)二幕「二丁目(にチャウメ)役者によう似てゐるわいの」

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日本歴史地名大系 「二丁目」の解説

二丁目
にちようめ

[現在地名]津山市本町ほんまち二丁目

東隣の元魚町もとおまち通の中間点から西折する出雲往来両側町で、東西に連なる町。西は三丁目さんちようめ、北裏は美濃職人みのしよくにん町、南裏は戸川とがわ町。正保城絵図に町屋が記され、万治町絵図に二丁目とみえる。元禄一〇年(一六九七)の家数等改帳によると家数一四、本役一七軒、町筋東西四四間半・通道町幅三間、関貫二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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